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溶接接合業界ニュース

TRUST SMITH、溶接に有用な技術で特許取得

 TRUST SMITHは11月4日、人工知能を使った障害物回避型アームのアルゴリズム開発に成功し、特許を取得したことを発表した。独自技術を社会実装することで、技術的優位性の高いビジネスを展開していくとともにに、最短経路で良いよい社会の実現を目指す。
 開発に成功したのは、「リーマン計量」と呼ばれる微分幾何学の理論に基づくものだ。空間内に存在する障害物を回避し、目的物へアプローチできるアルゴリズムだ。アームから見た空間内の物体との距離、相対速度または相対加速度に応じて適切に場を計量できるため、障害物が動いていても安全に回避しながら、目的物に到達することができる。
 特に有用な分野は金属製品・電子部品などの加工における部品の分別、部品の溶接作業。また、原油関連のインフラ事業で、原油配管の超音波非破壊検査作業などとしている。
 同社は社内の組織体制として「ラボ制」を採用。東京大学や京都大学をはじめとする学術機関に在籍あるいは卒業した研究員を中心に、独自のアルゴリズムの研究開発に取組んでいる。OSSを活用したソリューションの提供ではなく、「模倣されない独自技術」の発明を目指してきた。
 昨今の製造業を取り巻く、少子高齢化による労働人口減少に由来する「人材不足」。っまた、技術力への自負とIT導入コストへの懸念による「IT活用の遅れ」といった課題への対応は日本が抱える喫緊の課題だ。
 これまで手作業で行っていたとされる工場作業の一部を省人化できるため、人件費削減と労働力不足の解消、データの蓄積と消費エネルギーの最適化、作業のミス・災害の防止の実現などのメリットを訴求していく。


提供元:産報出版株式会社

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