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溶接接合業界ニュース

東芝、スポット溶接部検査ロボット開発

東芝は自動車生産ラインを対象としたスポット溶接検査システムを開発した。自動車は約3万点の部品をつなぎ合わせて製造しており、1台あたり4000―5000ヵ所のスポット溶接によって板金などを接合している。製造現場では異種金属の溶接が可能、速度、コスト、ロボットの種類の豊富さなどを背景に、スポット溶接が導入されているケースが多い。
 同社では品質を維持するため、製造ラインからランダムに部品を抜き取り溶接個所に、タガネ検査を行ってきた。しかし溶接が不十分だと壊れる場合もあり、時間も人手もコスト面も大きな負担があった。 同社では2004年に「マトリクスアイ」という超音波検査器を開発し、製品を破壊せず検査することを可能にした。しかし、データを正確に測定するには熟練技術者が必要で、中でも検査機器と溶接部の並行度を保つ工程は難易度が高い。
 新技術では独自開発した「傾きエンジン」という角度を自動調整する機能を搭載し、技術者が行う同作業の5分の1程度の時間で対応できるようになった。 同社は来年中の実用化を目指して実証実験を進める。


提供元:産報出版株式会社

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