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溶接接合業界ニュース

三菱電機、金属3Dプリンター発売

◇電子ビーム熱源で高速加工◇
 三菱電機は9月2日、電子ビームを熱源とする粉末床溶融結合方式を用いた金属3Dプリンター「EZ300」を 発売する。価格は9800万円で年間10台の生産を目指す。
 毎時250ccの高速加工と、独自の棒状陰極の採用による業界最長の加熱寿命1000時間を実現したことが特徴で生産性の向上に貢献する。
 主な特徴は、1)最高出力6kwの電子銃用電源の搭載で加工速度毎時250ccを実現、2)電子ビームの発生源に独自構造の棒状陰極を採用し、棒状陰極の加熱制御を最適化。棒状陰極がある真空室の真空度保持と異物進入防止構造により、棒状陰極の加熱寿命を従来比で10倍以上となる業界最長の1000時間を達成し、コスト削減に貢献する?汎用性を考慮した製品設計により、電子ビームの出力や走査速度、ビーム径など造形条件の設定の自由度が向上??など。
 近年、製品の開発期間や納期の短縮が求められており、鍛造・鋳造・プレス成形といった従来の金属加工方法に替わる新しい加工法として、航空機・医療分野を中心に金属 3Dプリンターの需要が拡大いる。同社は多田電機(兵庫県尼崎市、 越智与志夫社長)からの製品供給を受け、製品化を実現した。
 多田電機は、3D造形システムの構築を目的に2014年に発足した「次世代3D積層造形技術総合開発機構(前川篤理事長)」に加入し、同開発機構が参画する国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の研究開発プロジェクトの成果を基に同製品を開発した。


提供元:産報出版株式会社

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