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溶接接合業界ニュース

安川電機決算、売上高、利益とも過去最高を更新

安川電機は4月12日、平成30年2月期連結決算を発表した。決算期を3月期から2月期に変更したことによる変則決算。当期は売上高4485億2300万円、営業利益541億2600万円、経常利益553億円、純利益397億4900万円だった。前年同期比では、売上高17・6%増、営業利益87・9%増、経常利益82・4%増、純利益104・7%増となり、売上高および利益は年度業績として過去最高を更新した。
 ロボット事業は売上高1633億7900万円、営業利益177億6100万円だった。
 ロボット事業は中国を中心とした海外からの需要増加を背景に、売上高は好調に推移した。生産量が高い水準で推移したことや、中国生産比率の拡大により、生産性が大幅に改善した。これにより年度業績として売上高、営業利益とも過去最高となった。
 溶接、塗装ロボットなど同社が強みを持つ自動車関連向けは、中国、欧州をはじめ海外全般で堅調に推移した。一般産業向けの売り上げは、スマートフォンや家電向けなど、製造業全体での生産自動化にともなう旺盛な需要を受け中国を中心に増加した。
 モーションコントロール事業は、売上高2120億9500万円、営業利益417億2900万円だった。
 ACサーボモータ、コントローラ事業とインバータ事業で構成され、いずれも好調に推移した。インバータ事業の需要回復により、売上高、営業利益とも過去最高となった。生産設備の自動化加速やスマートフォン関連の旺盛な需要を受け、半導体・電子部品向けを中心に販売が好調に推移した。インバータ事業は米国でのオイル・ガス関連事業や中国におけるインフラ投資の回復により、販売が好調に推移し営業利益も向上した。
 システムエンジニアリング事業は、売上高529億3400万円、営業損失37億9400万円だった。決算期変更の影響を大きく受け、売上、利益とも悪化した。鉄鋼プラントシステム、社会システム分野は設備の更新ニーズを的確に捉え、大型プロジェクトの取り込みにより計画に対しては堅調に推移。環境エネルギー分野は、大型風力発電関連の売り上げは底堅く推移した一方で、国内、米国市場における太陽光発電用パワーコンディショナ関連の販売減少により収益性が改善した。
 今期見通し(平成30年3月1日―31年2月28日)は、売上高5100億円、営業利益655億円、経常利益670億円、純利益500億円と,引き続き好調な自動化、省力化需要を背景に、売上高、利益とも過去最高を見込む。
 当日都内で開いた会見で、同社の村上周二専務執行役員は「来期は電気自動車や太陽電池分野が伸びる見通し」と述べるとともに、利益の再配分として、このほど新設を発表した「安川テクノロジーセンターに投資し、競争力向上につなげる」との計画を示した。


提供元:産報出版株式会社

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