会員登録 ログイン

ホーム > 溶接接合業界ニュース > フロニウス、新型タンデム溶接システム発売

溶接接合業界ニュース

フロニウス、新型タンデム溶接システム発売

 墺・フロニウスはこのほど、個別制御が可能な新型タンデム溶接システム「TPS/iTWIN Push?Pull」を開発。タンデム化することで最大毎時25キロの溶融速度を実現し、溶接層を減らすことで溶接時間を短縮することができる。また、同社独自のPMC(パルスマルチ制御)、CMT(コールドメタルトランスファー)プロセスによりアルミニウム合金、高張力鋼、ニッケル基合金の溶接にも対応する。
 同システムは、電池ケース、鉄道車両、EV(電気自動車)などにおける多層盛溶接や長尺溶接の高効率化を目的に開発。2本の電極を持つタンデム式でありながらCMT方式を採用し、入熱制御を行うことでアルミニウム合金や薄板などにも適用することができる。
 PMCとCMTを組み合わせることで、毎時2キロの溶融速度、毎分4メートルの溶接速度でも安定したアークを得ることができ、ポロシティなど欠陥の少ない高品質溶接を可能にする。
 自己調整型のTWINプロセスにより、二本の電極を独立して溶接パラメータと変数を制御し、常に安定したアークを確保。TWIN Drive機能やワイヤバッファ部品などの最適なワイヤインチングにより、着実なワイヤ供給を行う。
 さらに、様々な機能がロボット化を支援。スパッタの発生を抑えるSFI(スパッタフリー点火)、スラッグを排除するチッピングハンマー、自動的に偏差を補正する位置決めセンサなどを搭載し、溶接エラー、再加工時間、廃棄物を削減し、溶接効率を向上。溶接時間を削減するだけでなく、エラーを最小限に抑える。


提供元:産報出版株式会社

溶接接合業界ニュース一覧ページへ

このページのトップへ