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国際ウエルディングショー史上最大規模で開催へ

 溶接界のビッグイベント「2022国際ウエルディングショー」(主催=日本溶接協会、産報出版)が7月13から16日の4日間、東京・江東区の東京ビッグサイト東4ー7号館で開催される。
その出展社説明会が3月28日・東京・千代田区の御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター、翌29日・大阪市浪速区のパークスタワーの2会場で開催され、同展示会の概要が明らかになった。出展社数は前回を大幅に上回る280社となり、展示面積は前回比35%増となった。説明にあたった産報出版の久木田裕社長は「溶接の必要性、重要性、素晴らしさを皆さんと一緒に発信したい」とし、同展にかける強い意気込みをみせた。
 出展社説明会では、国際ウエルディングショーの概要や出展にあたってのポイント、注意事項を説明したほか、特設イベント「溶接夏祭り」、レーザ加工、スマートプロセス(金属3Dプリンターほか)、鉄骨加工、非破壊検査、コーティングの5技術に焦点をあてた5大フォーラム、出展者がプレゼンターとなり、溶接・接合・切断技術に関する最新トレンドを来場者に向けて紹介する「トレンドセミナー」、2本の基調講演と特別講演からなる「開幕記念講演」、「第12回関東甲信越高校生溶接コンクール」と同時開催「北陸高校生溶接コンクール」など多彩なイベント企画を紹介。
 このうち溶接夏祭りについては、全国溶接・接合技術研究者間ネットワーク紹介「全国溶接・接合?道の駅?」、溶接・接合カフェ、体験コーナー「ステンドグラスをつくってみよう」、ものづくり実験ショー?博士が教える夏休みの自由研究?、「溶接アート」展覧会などで構成し、学生をはじめ広く一般にも溶接を身近に感じてもらう内容であることを強調した。
 また、今回は、国際溶接学会(IIW)2022年次大会・国際大会が同時期開催(7月17―22日、グランドニッコー東京台場)となることから「DXによる生産革命」と「日本のエネルギー革命」の2エリアで構成するコラボ展示コーナーを設置。このうちDXによる生産革命エリアでは、自動車、建設、造船のエリアを設け自動車軽量化の取り組み、鉄骨製作の流れの中でのDXの活用、造船工場の見える化や船体構造設計へのデジタルツインの活用などを紹介するほか、出展企業各社による3D積層造形技術エリアも設ける。日本のエネルギー革命エリアでは、核融合実験炉「ITER」、水素サプライチェーン構築のロードマップなど「水素社会」、浮体式洋上をはじめとする洋上風力発電などの「洋上風車」を紹介する。これら「カーボンニュートラルの未来を一堂に展示」することで産業界が目指す未来像を共有し、IIWで「その未来像を実現するための研究成果を発表する」考えだ。
 国際ウエルディングショーは、溶接・接合関連技術の専門展示会として1969年の第1回から数え、今回で27回目。隔年で東京と大阪の交互に開催し、53年の長い歴史を持つ。今回の開催テーマは「日本から世界へ 溶接・接合、切断のDX革命―製造プロセスイノベーションの到来―」となる。
 溶接事業所においては近年、IoTを駆使した工場内ネットワークの構築による作業工程の一元管理や、装置メーカーとのネットワークによるメンテナンスの高効率化、各種センサ類とAIを組み合わせ、製造ライン上で品質の合否判定を行うインライン検査の実現、工場だけでなく工事現場の自動化にも貢献する現場溶接ロボットシステムなど、DX化などデジタル化時代に対応した変革は着実に進んでいる。
 少子高齢化や人口減少を背景としたものづくり現場における人手不足が深刻の度合いを深める中、これまでのような1作業工程の自動化だけでなく、ネットワークで各作業工程を結んだ工場全体の自動化が求められている。
 こうしたものづくり現場の新しいニーズに応えるため、出展メーカー各社からは、DXなどによる時代の要求に応じた最新技術の出展が期待される。
 説明会の中で久木田社長は「今回は新規出展社も多く、それによる新たな来場者も増えると予想している。新たなビジネスチャンスを創出する絶好の機会となるだろう」と開催に向けて大きな期待を寄せた。


提供元:産報出版株式会社

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