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溶接接合業界ニュース

中国も溶接士不足

中国人的資源・社会保障部が、今年の第3四半期(7?9月)に有効求人倍率から選出している「人手不足である職業100選」を発表した。そこでは溶接士は人手が足りない職業の9位。上位10位は、マーケティング担当、レストランのホールスタッフ、販売スタッフ、警備スタッフ、配達スタッフ、家事代行スタッフ、清掃スタッフ、市場マーケティング担当者、溶接士、顧客サービス管理者の順となる。
 溶接士は前回の4?6月の統計ではトップ10に入っていなかったが、機器・計器製造技術者とかわり、トップ10にランキングした。
 中国のランキングで特徴的なのは「産業用ロボットシステムオペレーター」や「真空電子機器部品製造設置調整技術者」など、一時期は、専門性が高く将来が人気職とされていたジャンルが100選に入っていることだ。この結果は、「産業用ロボットを活用して、3K(きつい、汚い、危険)を払拭したからといっても求職者に選ばれるわけではない」ことを示唆しており、ものづくりが持つ魅力そのものを訴求しなければいけないことは、日本も中国も変わりないようだ。
 日本は2000年頃より外国人技能者の受入が加速しており、代表的な送出国の一つである中国でも溶接士が不足している問題の根は深い。
 厚生労働省が発表する国内の有効求人倍率をみると、建設・土木、運送・流通など溶接と関わりが深い業界は常に人手が不足している。「中国人技能者にものづくりを依頼する」という手段が過渡期である今、国内製造業者はイノベーションなどの言葉だけではなく、具体的な対応が求められる。


提供元:産報出版株式会社

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