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IIW、年次大会開く、22年日本大会PR

 IIW(国際溶接学会)は7月7日から21日まで、2021年年次大会を開催した。完全オンライン形式で実施。年次大会ではアークやレーザ、抵抗などの溶接プロセス、近年話題の金属AMなどの研究動向から教育訓練、安全衛生など取り組み、国際規格の策定など多様な話題が議論された。同年次大会は毎年実施し、現在の加盟国50ヵ国の中から、立候補の上、会場として選定されるが、昨年と今年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響でウェブ上でのオンライン開催となった。
 IIW年次大会は毎年実施し、現在の加盟国50ヵ国の中から、立候補の上、会場として選定されるが、昨年と今年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響でWEB上でのオンライン開催となった。
 初日の7日に行った総会では、会長のデビッド・ランドン氏をはじめIIW理事がオンライン上で2020年度活動報告や決算、21年度活動などを議決した。現在各国から選出されたIIW理事17人の中には、IIW副会長の粟飯原周二氏(日本溶接協会会長)、理事に田中学氏(大阪大学接合科学研究所長)が名を連ねる。
 オープニングセレモニーでは、今大会の主要部門の表彰で日本人の受賞はなかったが、IIW内での委員長を歴任したことの功績として、田中学(大阪大学)、南二三吉(同)、廣瀬明夫(同)の3氏が表彰された。
■金属AMオペレータ認証制度に参画
 今大会の特色はアディティブマニファクチャリング(金属AM)関連の議題が多かった点。欧州溶接連盟(EWF)が主導する金属AMのオペレータ認証制度にIIWが正式に参画。加盟国に対して活用を呼び掛けた。
 また、従来のアーク溶接に関する技術委員会でもアークを用いた金属AMが研究発表として議題に上がるなど、各国の溶接業界や研究者が金属AMに注視をしていた。
 欧州時間を基準としての開催のため、日本の会議出席委員や夜間でのオンライン参加となった。一部の委員会では東京・千代田区の溶接会館でオンライン中継を行い、水沼渉日本溶接協会専務理事、日溶協事務局が参加した。
■来年の日本大会をアピール
 来年の22年大会は日本大会が決定している。7月17ー22日の間、港区のグランドニッコー東京台場で開催される。国際ウエルディングショー(7月13―16日)と同時期開催とし、カーボンニュートラル、製造業のDXなどをテーマとした連携企画が計画されている。日本溶接協会と溶接学会で組織する日本溶接会議(JIW)が年次大会の実行委員会を組織。今大会の会期中には実行委員会が制作したPR動画がオンライン上で頻繁に上映され、幅広い参加を呼び掛けた。
 日本大会のアピールとして、会員以外にもオープンに参加できるインターナショナルカンファレンスの会期を前倒しし「参加がしやすい日程と魅力ある内容とする」、「国際ウエルディングショー内の特設ブースで日本の溶接産業の取り組みを紹介する『DX』『エネルギー革命』の展示」を行うといった内容が紹介された。2年ぶりのリアルの場での開催として、各国からの注目が集まっていた。


提供元:産報出版株式会社

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