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溶接接合業界ニュース

コマツ産機・日鉄溶接工業、鉄骨ロボ×FCWで型式認証

 コマツ産機と日鉄溶接工業は7月13日、溶接ロボットとフラックス入りワイヤ(FCW)の組み合わせで「建築鉄骨溶接ロボット型式認証」を取得したと発表した。FCWと鉄骨溶接ロボットの組み合わせによる認証取得は両社によると国内初。
 型式認証を取得したのは、コマツが製造しコマツ産機が販売する建築鉄骨溶接ロボット「RAL20」と、日鉄溶接工業の建築鉄骨・一般構造向けCO2用FCW「SX26、55」(SXワイヤシリーズ)の組み合わせ。400‾490ニュートン/平方ミリ級冷間成形角形鋼管と通しダイアフラムの溶接を認証対象とする。
 これまで鉄骨溶接ロボットでFCWを使用する場合は、個別の案件ごとに施工要領書の取得や溶接部の性能試験が必要だった。今回の組み合わせの認証取得により、性能確認を行わずにユーザーは使用することが可能となる。
 FCWはソリッドワイヤと比べて、スパッタ発生と付着量が低減し、除去作業の削減や、ビード形状や外観が美しく仕上げる効果が期待できる。また従来のFCWではスラグ発生量が多く、除去作業が1パス毎に必要だったが「SXワイヤではスラグ発生量をソリッドワイヤと同等レベルに抑えることができるためロボットの連続溶接が可能となった」(日鉄溶接工業)。
 今後、両社はロボットと溶接材料の組み合わせによるメリットを新規や既存のユーザーに訴求し、市場シェアの拡大につなげる方針。

【用語解説】
「建築鉄骨溶接ロボット型式認証制度」
 建築鉄骨ロボットの健全な普及促進を図るため、日本ロボット工業会がロボットの型式(製品機種の溶接基本仕様)に対して 、JARAS1012(WES8703:日本溶接協会規格)「建築鉄骨溶接ロボットの型式認証における試験方法及び判定基準」、JARAS1013(WES8704) 「建築鉄骨溶接ロボットの型式認証基準」に準拠した製品の適合性に関する認証を型式認証委員会が行い、合格したものに与える制度。


提供元:産報出版株式会社

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